うつ病、それは現代社会において不治の病ではありません。

心療内科の需要

精神疾患の治療は総合病院の精神科への通院から、心療内科の利用へ移行してきています。

 従来のうつ病は、神経を含めた精神疾患であるとされており、具体的な診療は総合病院のような大きな病院の精神科を受診するのが一般的でした。  これは、脳内神経活動に関わる疾患であることから、神経組織活動の保全や精神的ストレスの緩和を中心に治療を行うためで、もっとも適切とされていたのが精神科だったためです。  その後、うつ病をはじめとする精神疾患の患者が身体面での不調を併発している場合が多く、神経科のみでの診療では不十分である場合が出始めました。  そのため、神経性の問題を中心に、それに伴い併発する内科的疾患も合わせて総合的に診療することを目的として心療内科が創設されました。  心療内科では、うつ病を精神面ばかりでなく身体面から総合的に診察、治療することを行なっています。

うつ病患者の急増にともない、心療内科の受診施設の需要も増え続けると予想されます。

 うつ病をはじめとした精神疾患の主な症状は、抑うつ状態をはじめ、やる気が出ない、消極的な態度を取ってしまう、特に大きな理由もないのに強い不安感や焦燥感に襲われる、といった特長があります。  特に近年では社会情勢の将来的な不安から精神的なストレスや過重労働を強いられて身体疲労が慢性化してしまうことで、軽度なうつ病を発症する場合があります。  ところが軽度な書状のために、精神性疾患の前兆であるとまで判断できず、放置したり、内科を受診して特に異常がないと診断されたりする事が多いです。  うつ病は、症状が軽度なうちに早期発見し治療を始めることが大切です。  特に、ストレスがたまっている、あるいは重労働が重なって疲労感がたまっているといった場合には、うつ病の発症がなくても何らかの治療が必要となる場合も考えられます。  現在では、うつ病を発症している患者は急増していますが、潜在的にうつ病の原因となるストレスや過労状態の成人が急増しています。  このような状況の中、心療内科の医療施設の需要は高まり続けていますが、今後も需要は増える事が予想されます。